2014年に旅客営業列車を開始したJR四国の特急型電車8600系。予讃線での高速運転のため、8000系や2000系気動車が搭載した振り子式ではなくN700系新幹線やE353系に使われる空気バネによる車体傾斜方式を採用した。また8000系と異なり全ての先頭車が貫通型となっている。
3両のE0編成は松山方8700がグリーン車と普通車の合造車。
2両のE10編成は併結運用のいしづち号のほか、E0編成に増結してしおかぜ号でも運用される。現在のダイヤではE0+E10のしおかぜ号に宇多津〜松山間でE10のいしづち号を連結した7両編成での運用がよく見られる。今時珍しい前面トレインマークもLEDで表示される。