JR西日本・JR四国 在来線

381系 スーパーやくも塗装編成の思い出

撮影地 山陽線 中庄駅 いよいよ273系による置き換えが迫る381系。国鉄特急色に続き、紫色主体の"スーパーやくも"塗装も復刻されていたが4月6日で運行を終了した。 特急やくも号の速達列車にスーパーと冠名をつけた際に登場した塗装で、多客期などには他の塗…

JR西日本 113系B編成 岡山で孤軍奮闘!

21世紀に入ってもなお多数が健在だった113系も、いよいよ岡山の4両編成(B編成)を残すのみ。227系が岡山地区にも少しずつ増えている現状を鑑みると全車引退もそう遠くないと思えてくる。 撮影地 山陽線 中庄駅 B-11編成は全車両が体質改善工事をうけた"40N"…

381系 特急やくも 復活国鉄特急色

撮影地 伯備線 美袋〜日羽間 2022年3月から、特急やくも号の381系に国鉄色が復活した。 6両編成の出雲市方先頭車クロ381-141は前面非貫通の元クハ381-141でほぼ原型、倉敷・岡山方先頭車クモハ381-507は国鉄末期の先頭車化改造車で片開きの貫通扉には平たい…

JR四国 1000系

撮影地 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線 のいち〜よしかわ間 JR四国が独自開発した1000系気動車を初めて見たとき、気になるのは側面だろう。単行運転が可能な20m車体に中央は両開き扉、運転台直後は片開き扉を設けている。空調装置を搭載し座席はロングシ…

JR西日本 221系奈良支所編成のいま

JR西日本が最初に製造したオリジナル電車の221系は全車両が更新を受けて現役。現在、その多くが吹田総合車両所奈良支所(旧奈良電車区)に所属している。 撮影地 奈良線 東福寺〜稲荷間(本町廿丁目踏切) 4両のNA編成は形式221だけの編成と形式220だけの編…

JR西日本 223系R02編成"森の京都"ラッピング電車

撮影地 東海道線(琵琶湖線)京都駅 2021年から運行を開始したラッピング電車"森の京都QRトレイン"は嵯峨の紅葉を主題としたような色合いで前面と側面が彩られている。 京都支所(旧京都総合運転所)の223系R編成は221系との日常的な連結を想定した4両編成で…

大阪環状線・ゆめ咲線 323系LS15"スーパーニンテンドーワールド"

撮影地 大阪環状線 大阪城公園〜京橋間(下城見橋) 大阪環状線・ゆめ咲線の323系LS15編成は、2021年からUSJの任天堂アトラクションを宣伝するラッピング電車になっている。水色地にマリオなどが散りばめられたラッピングは、通常仕様の323系など他の環状線…

土佐くろしお鉄道 9640-10"阪神タイガース応援列車"

撮影地 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線 のいち〜よしかわ間 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線が通る高知県の安芸は、プロ野球球団阪神タイガースのキャンプ地としても知られている。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の車両9640形9640-10は黄色と黒の虎…

381系 特急やくも "ゆったりやくも"塗装

特急やくも号は岡山から伯備線を経由して出雲市までを結ぶ、陰陽連絡特急では数少ない"電車"特急だ。 撮影地 伯備線 美袋〜日羽間 伯備線電化以来振り子式車両の381系特急型電車が運行されており、今や国内最後の国鉄型車両による特急列車となった。残る381…

JR西日本 221系NC604 編成"お茶の京都"ラッピング電車

撮影地 奈良線 桃山駅 2023年3月から、奈良支所(旧奈良電車区)所属の221系NC604編成が"お茶の京都"ラッピング電車になって奈良線や大和路線、おおさか東線等で運行中だ。車内にはお茶にまつわる情報広告こそあるが、内装はごく普通の更新車のまま。

JR四国 N2000系 特急宇和海

撮影地 予讃線 松山駅 JR四国初の特急型気動車2000系の後期車は通称N2000系とよばれる。エンジンやブレーキといった足回りの強化で最高速度130km/hに対応し、前面前照灯が天井側へ移されたため見た目の印象がだいぶ異なる。当初は特急うずしお号に充当されて…

JR四国 2700系 

JR四国2700系は2000系の置き換えを目的に量産された特急型気動車で、2000系に引き続き振り子式車両を採用した。 撮影地 土讃線 土佐一宮〜薊野間 高知車両区の2700系は主に土讃線特急南風・しまんと号で運用される。写真の特急南風は所定半室グリーン車の280…

JR四国 8600系 特急しおかぜ・いしづち

撮影地 予讃線 丸亀〜讃岐塩屋間 2014年に旅客営業列車を開始したJR四国の特急型電車8600系。予讃線での高速運転のため、8000系や2000系気動車が搭載した振り子式ではなくN700系新幹線やE353系に使われる空気バネによる車体傾斜方式を採用した。また8000系と…

JR四国5000系M編成・JR西日本223-5000系P編成 快速マリンライナー

瀬戸大橋線の岡山〜高松を結ぶ快速列車マリンライナーは、JR西日本の223系5000番台P編成とJR四国の5000系M編成を連結した5両編成で大半が運行されている。 撮影地 宇野線(瀬戸大橋線)妹尾駅 5000系M編成の高松方先頭車5100形は二階建てで、乗務員室直後の…

JR四国 キハ185 "四国まんなか千年ものがたり"

撮影地 予讃線 国分〜讃岐府中間 土讃線の難所にして景勝地の大歩危・小歩危界隈を目指す観光列車"四国まんなか千年ものがたり"用に3両のキハ185が改造された。緑色の"春萌"がキロ185-1001、白色の"夏清・冬清"がキロ186-1002、赤色の"秋彩"がキロ185-1003に…

JR四国 7000系

撮影地 予讃線 丸亀〜讃岐塩屋間 JR四国の通勤型電車7000系は、一両で運行可能な制御電動車7000と松山方のみに運転台を備える制御車7100の二種類が製造された。当然7100は単独で走れないので7000や他の電車に連結される。側面の客用扉は3箇所あり、真ん中の…

姫新線 キハ127

撮影地 姫新線 姫路〜播磨高岡間(手柄山中央公園) キハ127はJR姫新線の姫路〜上月間に導入された2両編成の気動車。521系初期車と似た構造だがドアは1両あたり二箇所で分割も可能。路線インフラの改良工事と新車導入費用を沿線自治体が負担しているあたりも…

JR四国 8000系 特急しおかぜ・いしづち

撮影地 予讃線 国分〜讃岐府中間 JR四国初の特急型電車8000系は半室グリーン車つきで最大5両のL編成と普通車のみ最大3両のS編成の二種類の編成で構成される。更新工事を経て、ドア周りが赤色ならグリーン車、*1朱色なら普通車指定席、青色なら普通車自由席と…

撮影地 予讃線 丸亀〜讃岐塩屋間

讃岐塩屋駅を出たら丸亀方面へ線路沿いを歩いてすぐ、高架へ向かう手前が撮影地。駅から徒歩5分弱。下りホームから向かう場合は無人改札口を出てすぐの跨線橋を通って上りホーム側に行くこと。多度津方面行列車が午後遅く順光になる。晴天時は正面以外光線が…

JR四国 7200系

撮影地 予讃線 国分〜讃岐府中間 7200系は元国鉄121系。国鉄末期に予讃線の一部が電化されるのにあわせて121系が高松運転所に集中導入された。ステンレス製車体に3ドアだが211系と異なり膨らみはないので、足回りが流用品ということも含めて105系や119系のス…

JR四国 キハ185

撮影地 予讃線 讃岐塩屋〜丸亀間 国鉄末期に四国に導入された特急型気動車キハ185はステンレス製車体で足回りは流用品。車種は予讃線基準で松山方の先頭車キハ185-0と高松方キハ185-1000、半室グリーン車の中間車キロハ186の三種類が用意された。民営化後に…

JR四国 2700系"きいろいアンパンマン列車"

撮影地 予讃線 丸亀〜讃岐塩屋間 赤色にくわえてもう一つ用意された2700系アンパンマン列車が"きいろいアンパンマン列車"だ。4両が特別塗装車になっており、車種構成は赤色と同じで、所属も高知車両区。 このときの特急南風7号(37D)は2804+2702+2704+2700(車…

JR四国 2700系"あかいアンパンマン列車"

撮影地 宇野線(瀬戸大橋線)瀬尾駅 岡山〜高知間の特急南風号には、2000系時代からアンパンマンラッピング車両が多数運用されてきた。後継車両2700系にもアンパンマン列車は継承され、高知車両区の8両がアンパンマン列車となった。 "あかいアンパンマン列車…

JR四国 8000系"アンパンマン列車"

撮影地 予讃線 讃岐府中〜国分間 2006年に登場した8000系アンパンマン列車は、主に岡山・高松〜松山間の特急しおかぜ・いしづち号で運行される。写真はS3編成による高松行特急いしづち10号(1010M)で、中間車を抜いた二両だった。 撮影地 予讃線 丸亀〜讃岐塩…

JR四国 瀬戸大橋アンパンマントロッコ

撮影地 予讃線 讃岐府中~国分間 現在の瀬戸大橋アンパンマントロッコはトロッコ車キクハ32-502とキロ185-26の2両編成で運行されている。トロッコ乗車区間以外はキロ185の方に乗る形態のため座席配置はどちらも同じにされている。写真は朝の高松発坂出経由岡…

JR四国 超少数派電車6000系

撮影地 予讃線 国分〜讃岐府中間 JR四国6000系はいわゆる"211系顔"電車の一つで、その中でも個性的な存在だ。そもそも3両2本しか増備されていないため、目撃機会が限られる。ステンレス製車体に3扉は定番の構成だが、運転台直後の扉は片開きの四国事情にあわ…

JR西日本 225-100系

撮影地 東海道線(JR京都線)JR総持寺駅 227系などの要素を加えて仕様変更された225系100番台の最もわかりやすい変更点は前面形状だろう。0番代と比較してやや曲線的になった。4両U編成、6両L編成、8両I編成の三種類が導入された点は0番台と同じで、運用も特に…

JR奈良線 205-0系 最後の8両

撮影地 奈良線 桃山駅 首都圏に国鉄末期から大量導入された205系がほぼ廃車された一方で、関西には国鉄時代に導入された0番台が8両残っている。 最初は7両編成で東海道線・山陽線の緩行線(現在のJR京都線・神戸線各駅停車)に使われていたが阪和線に転出、京…

JR奈良線 205-1000系

撮影地 奈良線 JR小倉〜宇治間(宇治川) JR奈良線は、関西圏で唯一205系が運行される路線になった。205系1000番台はもともと民営化後の阪和線に導入された車両で、足回りが改良されたほか前面の窓配置が0番台と左右で入れ替わったような見た目。阪和線が223…

智頭急行 HOT7000系 特急スーパーはくと

撮影地 山陽線(JR神戸線)須磨〜塩屋間(菅公橋) 特急スーパーはくと号は京都から第3セクターの智頭急行を経由し倉吉、鳥取を結ぶ。京都〜上郡間と智頭急行の線形の良さを活かし、最高速度130km/hで飛ばすことで所要時間を短縮している。 スーパーはくと号の車…