叡山電車 デオ800形

デオ800形は叡山電車初の貫通二両編成で、1990年から1995年にかけて5編成が導入された。車体は片開き3ドア配置で、前面は700形から変化している。叡山本線・鞍馬線の出町柳〜宝ヶ池〜鞍馬間の運用についている。

撮影地 叡山電鉄鞍馬線 二ノ瀬〜貴船口間(もみじのトンネル)

鞍馬線の名所を走る813編成。801・802編成は集電装置が菱形で、811・813・815編成は下枠交差型となっているのが見分けるポイントだ。

撮影地 叡山本線 茶山・京都芸術大学〜元田中間

815編成は車内がギャラリー電車となる"こもれび号"とされており、特別な塗装が施されている。運用は他のデオ800系列と共通。

相鉄線 10000系

相鉄10000系はJR東日本E231系をベースにした相鉄初の拡幅電車。前面以外はE231系そのままといっても過言ではない。

撮影地 相鉄本線 鶴ヶ峰〜二俣川間

10両編成と8両編成が増備され既存の車両の一部を置き換えたが早々にJR東日本E233系ベースの11000系10両編成に移行したため、拡幅車体の8両編成は10000系のみの少数派となっている。

撮影地 相鉄本線 西谷〜鶴ヶ峰間(鶴ヶ峰駅東)

車両内外装の更新にあわせて、第1編成にあたる10701編成が"YOKOHAMA NAVY BLUE"に塗装変更された。また、前面下部の前照灯が撤去・埋め込まれて11000系とほぼ同一の見た目に変わった。いよいよ区別がつかない

JR東海 2024年3月新ダイヤ 静岡の東海道線と211系

北陸新幹線敦賀延伸で盛り上がった2024年3月16日のJRグループ新ダイヤ。JR東海の静岡地区は、単に電車に乗る分には時刻も大して変わらず微調整程度の印象だが車両の運用などは変化していた。
2023年3月ダイヤまでは熱海〜島田と興津〜浜松の中距離列車を軸に区間列車が挿入される運行パターンだったが、2024年ダイヤでは興津〜島田の短距離区間列車運用が一気に増えた。そのかわり熱海・三島口の列車は長距離の浜松行に延長される傾向にある。

211系6両編成復活か?

撮影地 東海道線 三島〜沼津間(西寺脇踏切)2023年ダイヤで一旦消えた211系のみの6両編成が複数見られた。もっとも、この運用が年度内に変わる可能性は大いにあると思われる。
写真の列車は三島発浜松行の787M。このほか、熱海発豊橋行467Mも211系6両編成で運行している。

GG+Wの4両編成

撮影地 東海道線 三島〜沼津間(黄瀬川)

2024年ダイヤで登場した編成形態のひとつが211系GG編成と313系W編成による4両編成だ。16日の東海道線沼津界隈で少なくともこのペアを2本確認できた。御殿場線沼津〜御殿場と身延線富士〜西富士宮にもこのペアによる運用が設けられている。

SS編成三岐鉄道へ譲渡?

既にSS編成5本が関西線富田駅へ回送され、中には三岐線の車庫がある保々まで運ばれたものも。確かに元西武線の20m車が走っているので211系は特に支障もなさそうだ。

381系 スーパーやくも塗装編成の思い出

撮影地 山陽線 中庄駅

いよいよ273系による置き換えが迫る381系。国鉄特急色に続き、紫色主体の"スーパーやくも"塗装も復刻されていたが4月6日で運行を終了した。

特急やくも号の速達列車にスーパーと冠名をつけた際に登場した塗装で、多客期などには他の塗装の車両を増結したカラフルな姿もよく見られたという。

撮影地 伯備線 豪渓〜日羽間

復刻編成にはパノラマグリーン車のクロ380-7が連結されている。このスーパーやくも塗装編成は1004M-1005M-1020M-1021Mの運用にほぼ固定されていたため、時間帯が功を奏し国鉄色編成より撮影可能な列車が多かった。

ドクターイエローT5編成 本線検測

撮影地 東海道新幹線 新横浜〜品川間(多摩川)

2024年4月5日から6日にかけて、JR西日本のドクターイエローT5編成による本線検測(のぞみ検測)が東海道・山陽新幹線の東京〜博多間で実施された。

写真は6日の3980A。

京阪電車 13001編成"響け!ユーフォニアム3"ヘッドマーク

撮影地 京阪交野線 交野市〜河内森間(河内森踏切)

3月18日から、京阪13001編成に"響け!ユーフォニアム3"ヘッドマークが取り付けられている。昨年の秋に続きこの編成がユーフォ電車に選ばれた形だ。
もはや京阪では恒例だが、運用予告はないので会えるかどうかは運次第。この日は宇治線ではなく終日交野線の枚方市〜私市間を往復していた。

撮影地 京阪交野線 河内森〜交野市間

ヘッドマークは13001と13051でそれぞれ別のデザイン。なお、宇治・私市方先頭車13001のヘッドマークと同じものがくずはモール内SANZENプラザに展示されていた。

新京成線 8918編成"8900形デビュー30周年記念"ヘッドマーク

撮影地 新京成線 みのり台〜八柱間(みのり台2号踏切付近)

昨年10月から今年3月にかけて、新京成電鉄8918編成に8900形の運行開始30周年を記念した特製ヘッドマークステッカーが掲げられた。30年の間に3通りの塗装変更があったことを示すデザインはシンプルながら秀逸。

当初は8両編成だったが新京成線の6両編成統一に伴い中間車を廃車。登場以来京成線直通は非対応のままだが、更新も行われており活躍機会はまだあると思われる。