北陸新幹線敦賀延伸で盛り上がった2024年3月16日のJRグループ新ダイヤ。JR東海の静岡地区は、単に電車に乗る分には時刻も大して変わらず微調整程度の印象だが車両の運用などは変化していた。
2023年3月ダイヤまでは熱海〜島田と興津〜浜松の中距離列車を軸に区間列車が挿入される運行パターンだったが、2024年ダイヤでは興津〜島田の短距離区間列車運用が一気に増えた。そのかわり熱海・三島口の列車は長距離の浜松行に延長される傾向にある。
211系6両編成復活か?
撮影地 東海道線 三島〜沼津間(西寺脇踏切)
2023年ダイヤで一旦消えた211系のみの6両編成が複数見られた。もっとも、この運用が年度内に変わる可能性は大いにあると思われる。
写真の列車は三島発浜松行の787M。このほか、熱海発豊橋行467Mも211系6両編成で運行している。
GG+Wの4両編成
撮影地 東海道線 三島〜沼津間(黄瀬川)
2024年ダイヤで登場した編成形態のひとつが211系GG編成と313系W編成による4両編成だ。16日の東海道線沼津界隈で少なくともこのペアを2本確認できた。御殿場線沼津〜御殿場と身延線富士〜西富士宮にもこのペアによる運用が設けられている。
SS編成三岐鉄道へ譲渡?
既にSS編成5本が関西線富田駅へ回送され、中には三岐線の車庫がある保々まで運ばれたものも。確かに元西武線の20m車が走っているので211系は特に支障もなさそうだ。