JR西日本が最初に製造した自社独自開発電車の221系は全車両が更新を受けて現役。現在、その多くが吹田総合車両所奈良支所(旧奈良電車区)に所属している。
撮影地 奈良線 東福寺〜稲荷間(本町廿丁目踏切)
4両のNA編成は形式221だけの編成と形式220だけの編成の二通りが存在し、後者は元2両編成に他の編成から捻出された中間車を増結して生まれた。NA編成は連結を前提とするため前面に転落防止幌が増設済みで、2本を連結した8両で大阪環状線にも直通する。
撮影地 大阪環状線 京橋〜大阪城公園間(下城見橋)
貫通8両のNB編成の多くは元網干所属でJR京都線・神戸線の快速列車などに充当されていた。
現在NB編成は大和路快速のように大阪環状線と大和路線を直通する列車によく使われている。先頭部の転落防止幌が未設置のままなのが両数以外のNB編成の特徴だ。
撮影地 奈良線 黄檗〜宇治間(宇治川)
6両のNC編成は単独で奈良線、おおさか東線、大和路線でよく運用される。前面幌がないままの編成もあれば転属等により幌工事済みの編成もある。