京王線 8000系

京王8000系が登場して今年で30年。当初八王子と高尾方面の分割併合運用を前提に6両編成と4両編成が用意され、新宿口では連結した10両編成で運用されていたが、運行形態の変化もあり2013年ごろから中間に挟まれた運転台を撤去し10両貫通固定編成になった。

撮影地 京王線 中河原〜聖蹟桜ヶ丘間(多摩川

10両固定化とは別に更新工事も進んでおり、集電装置は全編成がシングルアーム式に交換されたほか、前面と側面の表示器もフルカラーLEDにかわった。9000系新5000系が登場した今も京王線の顔といえる存在で、各種ヘッドマークが取り付けられることも多い。

撮影地 京王競馬場線 府中競馬正門前〜東府中間

後期に製造された8000系は8両編成のみで、20番台で区別されている。現10両編成の先頭車はスカートに切り欠きがあるが8両編成にはない。
他の系列との連結には対応していないため一貫して8両編成単独で運用についており、特に各駅停車で見ることが多い。