2007年7月1日に旅客営業運転を開始したN700系は、2014年から主に制動装置を中心としてN700Aに性能を近づける改造を実施した。これに伴い、当初Z編成として増備されたJR東海のN700はX編成に改称されている。N700がZ編成からX編成に変わったが、その変化で乗客の目につくところはN700A表記に変わった側面のロゴくらいだろうか。Aの文字は小さめで、鉄道ファンからはスモールAと呼ばれることも。
X編成はN700Sの新製で廃車が進んでいる。とはいえ最大80編成が揃えられたX編成はまだ半分以上残っているので、見る機会も乗る機会も豊富だ。